扁桃炎
のどには、ウイルスや細菌が体内に入るのを防ぐ役割があります。過労やストレス、アレルギーなど様々な要因で免疫力が低下してしまうと口蓋扁桃に炎症を起こし「急性扁桃炎」となります。症状は、発熱や頭痛、倦怠感や関節痛などに加え、激しいのどの痛みがあります。この急性扁桃炎を年に何回も繰り返す場合は「慢性扁桃炎」が考えられます。
声帯ポリープ
声を出すためには、喉の奥の声帯という帯状の粘膜を振動させますが、声をよく使う職業の方や、大声を出したり喫煙することによって声帯に強い刺激が加わり、声帯粘膜下に出血や浮腫を引き起こします。これが繰り返されると声帯粘膜が突出し声帯ポリープになると考えられています。急性の症状の場合は、喉を休めたり薬を服用することによって改善しますが、慢性の場合やポリープが大きな場合は手術が必要になる可能性があります。